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ぞうじょうまん【増上慢】

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荒木恍嶽 作  『千手観音』

荒木恍嶽  作   『千手観音』

【作品解説・掛軸】
上質の正絹(しょうけん)で織られた西陣・復元織りを表装に使用し、
切金が施された千手観音の掛け軸作品です。
復元織りとは、正倉院裂、古代裂、名物裂といった
古い裂(きれ)に見られる文様を復元したものです。
切金とは、金銀白金の箔を細線状あるいは
小さな三角・四角などに切って貼り、文様を施す手法です。
仏画・仏像に貼りつけて彩色効果を高めます。
金銀の泥を使って描くより技術的に手間がかかりますが、
仕上がりが明確で装飾的効果が素晴らしいのが特徴です。
奈良時代に唐からから伝わり、平安時代から鎌倉時代にかけて
盛んに行われ、日本独自の発展を示しました。

【千手観音】
詳しくは千手千眼観世音菩薩とよばれます。
千の手と千の慈眼をもつ観音菩薩です。
その姿は、五重二十七面の顔と一千の慈眼をもち、
一千の手を動かして一切の衆生を掬うという
大慈大悲の心を示しています。
観音とは、梵語では「見守る者」を意味し人々の危難に際し、
救いの手を差し伸べるといわれます。
千手観音は、多くの経典に登場し、
慈悲の菩薩として、古来より盛んに信仰を集めてきました。

荒木恍嶽 作  『千手観音』
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by officebach | 2013-03-10 02:36 | Japan Beauty
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